~Today’s Work~骨造成(サイナスリフト+GBR)
- 2020.08.17 | お知らせ インプラント マイクロスコープ精密治療 症例について 骨造成(サイナスリフト)
上顎の奥歯にインプラントを打つ際、骨の厚みは非常に重要となります。
上顎には上顎洞と呼ばれる空洞がありますので、インプラントのための厚みが確保できないこともしばしばあります。
その場合、骨を作る必要があります。この方法は数種類ございますがその中のサイナスリフトについてご紹介させていただきます。
当院で行ったサイナスリフトの症例です。
骨が溶けすぎて上顎の空洞と近接してかなり骨が薄いことがわかります。
ここに、上顎の奥歯の歯茎からアプローチし、上顎洞の粘膜を挙上してスペースを作ります。(写真はあまりにグロテスクなのでここでは割愛させていただきます。)
最後に人工骨を入れます・・・
人工骨は吸収が大きいので(喪失してなくなる量が多い)ので多めに入れておきます。
このような形で骨の元になる人工骨を留置し、インプラントを固定するのに十分な量の骨ができるまでしばらく待ちます。
今回の症例は、奥歯に2本インプラント予定でしたのでこの方法を選択しましたが、ソケットリフトと言うもう少し低侵襲な方法もございます。
症例によってより良い提案をさせていただきますので、気になることがございましたらいつでもご相談ください。